Artist: JEMAPUR × 志人/玉兎 × ONTODA
Title: 「Eu haere ia oe? / てけてんすくてれすくてんすくす」ep
Format: CD
初回特典にインスト、アカペラを収録したCDが付属します!
2005年にリリースされた「Heaven’s 恋文」から早12年、4枚のアルバムのリリースを経て、更なる領域を追求するJEMAPURと志人が我が子を抱く様に暖め続けて来た名曲中の名曲にして未だ公開される事のなかった作品「Eu haere ia oe?」が長年の時を経て遂に完成。
本作品で志人は「Heaven’s 恋文」以来となる‘志人/玉兎’ 名義での発表となる。
志人の異次元へ達したpoetry readingと心透き通る歌世界は「Heaven’s 恋文」を聴いてこられたリスナーもその世界観から廻り廻り辿り着いた「志人/玉兎」の表現者としての追求と軌跡を本楽曲では存分に追う事が出来るであろう。詩世界を支える至極なJEMAPURの芸術的音楽は誠に風光明媚であり、mix,masteringにおいてもサウンドデザイナーとしての才が光る様は圧巻である。満を持しての公開となる本楽曲は、日本人の手掛けた音楽史上新たな段階へ到達した貴重な記録音源となるであろう。
収録曲「てけてんすくてれすくてんすくす」は、TempleATSクリエーター陣から、Masaki Toda「室内sound」の発表でも記憶に新しい戸田真樹氏が降神「望」以来となるONTODA名義でtrack makerとして参加。こんこんと降り積もる繭玉の様な雪の如き’志人/玉兎’ の散文詩がONTODAの絵画の様なサウンドアートに映える。これほどまでに「懐かしさ」を孕んだループを組めるのはONTODAならではの妙技である。又、誰も漕ぎつく事のない領域に達した志人の詩世界は最早、太陽系曼荼羅をなぞる呪文の様でもあり、「はっ」とさせられる言葉の粒子が散りばめられている。
「Eu haere ia oe? / てけてんすくてれすくてんすくす」epにはJEMAPURの日々の研究から産み出された実験的でいて抽象の極みを想起させられるinstrumental‘Full Of Emptiness’ ,ONTODAの旧時を彷彿させる暖色を帯びたinstrumental「椿庭」も収録されている。
アートワークには志人がカナダのケベックで出会った詩人でもあり音楽家でもある画家:Olivier Gingras氏 http://oliviergingras.com/peinture/を迎えての本当の意味での不朽の名作が誕生した。